コラム 2025年5月7日
アレルギー性鼻炎と蓄膿症(副鼻腔炎)のつながり
金孝燮
代表院長
鼻炎が蓄膿症になりました
アレルギー性鼻炎が長引くと、鼻腔粘膜の腫れが副鼻腔の排出口(自然口)をふさぎ、副鼻腔内に粘液が溜まって細菌感染を起こします。黄色い鼻水、顔面圧迫感、額・頬周辺の頭痛、後鼻漏、嗅覚低下が特徴です。
韓方診断:風熱犯肺(風熱犯肺)+ 痰熱(痰熱)
- 急性副鼻腔炎:黄色の膿性鼻水、頭痛、発熱 → 鼻淵方(鼻淵方)・蒼耳子散(蒼耳子散)
- 慢性副鼻腔炎:鼻づまり、後鼻漏、嗅覚低下 → 補中益気湯+清鼻(淸鼻)の生薬
- アレルギーが基盤:くしゃみ・透明な鼻水が基本 → 小青竜湯+鼻淵方の合方
鍼治療と鼻腔ケア
- 迎香(迎香)・上迎香(上迎香):副鼻腔周辺の血流促進と排出口の通気
- 印堂(印堂):前頭洞(額の副鼻腔)の頭痛緩和
- 鼻腔洗浄:生理食塩水+電動洗浄器で副鼻腔内の膿性分泌物を排出
鼻炎→蓄膿症への進行を防ぐには
- 鼻炎症状が出たら初期に治療 — 慢性化すると蓄膿症へ進展
- 鼻をかむときは片方ずつ軽く — 強くかむと分泌物が副鼻腔へ逆流
- 抗生物質をむやみに頻繁に服用しない — 耐性菌の問題