コラム 2026年1月10日
産後の気血回復、瓊玉膏(キョンオッコ)の産後補養としての役割
金孝燮
代表院長
出産という大事件のあとに
韓医学では、出産は気血(氣血)の大量消耗として捉えられます。分娩時の出血、授乳による栄養喪失、睡眠不足が重なり、産婦の身体は極度の虚弱状態に置かれます。
瓊玉膏が産後によい理由
- 生地黃:出産で消耗した津液(血)を補い、産後の発熱や喉の渇きを鎮める
- 人蔘:気力回復を促し、授乳に必要なエネルギー源を補う
- 白茯苓:産後の浮腫(むくみ)を改善し、消化機能を安定させる
- 蜂蜜:産後の便秘を緩和し、肌の回復を促進
授乳中でも服用できますか?
瓊玉膏は生地黃・人蔘・白茯苓・蜂蜜のみで構成された処方ですので、授乳中でも比較的安全に服用できます。ただし、個人の体質により消化反応が異なる場合がありますので、韓医師の相談を受けてから服用するのが望ましいです。
産後回復のタイムライン
- 産後2週〜:悪露(おろ)が減ってきたら瓊玉膏の服用を開始可能
- 産後4〜8週:気血回復の集中期間 — 続けて服用するのが効果的
- 産後3ヶ月:関節痛・抜け毛・むくみなどの産後風症状まで併せて管理