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コラム 2026年3月11日

反復性ストレス障害(RSI)— 累積損傷

金孝燮
金孝燮
代表院長

RSIとは

反復性ストレス障害(Repetitive Strain Injury, RSI)は、同じ動作を持続的に繰り返すことで筋肉、腱、靭帯、神経に累積損傷が発生する職業病です。製造業の組立ライン、事務職のキーボード・マウス使用、美容業のハサミ作業、調理業の包丁作業など、特定の関節を反復的に使用するすべての職種で発生し得ます。

代表的なRSI疾患

  • 腱鞘炎(ドケルバン病):親指側の手首の腱鞘の炎症、親指の動きで痛み
  • 手根管症候群:手首の正中神経圧迫、第1〜3指のしびれ・感覚低下
  • 外側上顆炎(テニス肘):肘外側の腱付着部の炎症、物をつかむと痛み
  • 内側上顆炎(ゴルフ肘):肘内側の腱付着部の炎症、手首屈曲で痛み
  • 回旋筋腱板腱炎:肩より上の反復動作による回旋筋腱板の炎症

筋骨格系有害要因の評価

労働安全衛生法に基づき、事業主は筋骨格系有害要因調査を定期的に実施する必要があります。反復回数、力の強度、不適切な姿勢、振動曝露、作業時間などが評価項目です。この調査結果で有害要因が確認された職種の労働者がRSI症状を示すと、労災認定の可能性が高まります。

鍼・薬鍼治療

RSI治療の核心は炎症の制御と腱の回復です。損傷部位に消炎薬鍼を直接注入して局所の炎症を抑制し、周辺の経穴に鍼治療を行います。手根管症候群には大陵(PC7)内関(PC6)、腱鞘炎には陽谿(LI5)列缺(LU7)、上顆炎には曲池(LI11)手三里(LI10)が核心となる経穴です。

韓方薬治療 — 舒筋活血

腱と靭帯の回復を促進する舒筋活血湯系列の処方を用います。当帰、川芎で血行を改善し、威霊仙、羌活で経絡の風湿を取り除き、続断、骨砕補で腱と骨の自己回復力を高めます。

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金孝燮

金孝燮 代表院長

こんにちは。金脈韓医院代表院長の金孝燮(キム・ヒョソプ)です。表に現れた症状ではなく、その根本原因を見つけ出します。15年以上の診療経験と研究を通じて、患者様一人ひとりに最もお役に立てる治療を提供いたします。お悩みについてお気軽にお話しください。一緒に答えを見つけてまいります。

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