コラム 2026年3月17日
自動車保険による韓方治療 — 補償範囲と手続き
金孝燮
代表院長
自動車保険と韓方治療の補償
自動車損害賠償保障法(自賠法)に基づき、交通事故による負傷に対して韓医院の入院および外来治療費が全額補償されます。鍼、韓方薬、推拿、薬鍼、物理療法、カッピング、灸など韓方治療の全項目が補償範囲に含まれます。患者本人の自己負担はなく、韓医院から保険会社へ直接請求します。
治療手続きのご案内
- 第1段階 — 保険会社への届出:事故後、加害者(または本人)保険会社へ事故を届け出 → 受付番号の発行
- 第2段階 — 韓医院来院:受付番号と交通事故事実確認書を持参して韓医院を受診
- 第3段階 — 初診および治療:韓医師の診察後に治療計画を立て、即座に治療開始
- 第4段階 — 保険請求:韓医院から保険会社へ診療費を直接請求(患者負担なし)
- 第5段階 — 治療終結:改善後に治療終結、必要に応じて後遺障害診断書を発行
診断書と領収書
治療期間中、保険会社が診断書を要求することがあります。韓医院で発行する韓方診断書には法的効力があり、傷害等級判定の根拠となります。治療終結後は治療費領収書と診療記録の写しを発行・保管してください。
示談前の注意事項
保険会社が早期の示談を要請する場合があります。しかし治療が完全に終結する前に示談すると、その後発生する追加治療費を請求できません。特に交通事故後遺症は数週間〜数か月後に症状が現れたり悪化したりする場合があるため、十分な治療後に示談することをお勧めします。
下記の事項も必ずご確認ください:
- 韓医院と西洋医学病院の同時治療が可能(同日の重複施術は不可)
- 過失割合に関係なく治療費を補償(100%本人過失を除く)
- 事故後14日以内の治療開始を推奨(因果関係の立証が容易)
- 入院治療も全額補償 — 重症患者は積極的に活用