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コラム 2026年1月28日

事故後の頭痛とめまい

金孝燮
金孝燮
代表院長

頸椎損傷と頭痛のつながり

交通事故後の頭痛は、単なる緊張型頭痛ではないことが多くあります。上位頸椎(C1〜C3)の関節・靭帯損傷が頸原性頭痛(cervicogenic headache)を引き起こし、後頭部から始まりこめかみ・額まで広がる様相を示します。頸椎周囲の椎骨動脈が圧迫されると、頭蓋内血流の低下によりめまい、視界のかすみ、耳鳴まで併発します。

自律神経の不安定

事故の衝撃は頸椎を通る交感神経節にも影響します。交感神経過緊張状態になると、心拍数増加、発汗、消化不良、睡眠障害など様々な自律神経症状が現れます。韓医学ではこれを肝陽上亢(かんようじょうこう)または心腎不交(しんじんふこう)と弁証して治療方針を立てます。

鍼治療 — 重要経穴処方

頭痛とめまいに対する鍼治療の核心経穴は以下の通りです:

  • 風池(GB20):後頭下筋群の弛緩、椎骨動脈血流の改善
  • 完骨(GB12):乳様突起後方、頭頸接合部の弛緩
  • 百会(GV20):頭頂部、清陽を上げてめまいを軽減
  • 太陽(EX-HN5):こめかみの痛みを直接緩和
  • 合谷(LI4):頭面部痛の遠位取穴

韓方薬治療

頸原性頭痛には葛根湯を基本とし、頸項部の筋緊張を緩めます。めまいが強ければ半夏白朮天麻湯を合方します。肝陽上亢パターンであれば天麻鉤藤飮を処方し、上方へ昇る気を下げて頭痛・めまいを同時に治めます。

頭痛とめまいは適切な治療なしに放置すると慢性化し、日常への復帰を大きく遅らせます。事故後にこのような症状があれば、できるだけ早く専門治療を開始してください。

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金孝燮

金孝燮 代表院長

こんにちは。金脈韓医院代表院長の金孝燮(キム・ヒョソプ)です。表に現れた症状ではなく、その根本原因を見つけ出します。15年以上の診療経験と研究を通じて、患者様一人ひとりに最もお役に立てる治療を提供いたします。お悩みについてお気軽にお話しください。一緒に答えを見つけてまいります。

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